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第12話 「終わらないナツヤスミ」

視聴終了日:2025/03/31 23:59
翌朝、夏海が目を覚ますと、そこは東京のホテルではなく下田の自分の部屋だった。 熱も下がっていて、いつの間に帰ってきたのだろうか? と夏海が外を見ると、紗季も不思議そうな顔をしている。 そこへ優香から電話が。「大変!! 今日が昨日になっちゃってて…!!」優香の言葉はにわかには信じられないものだった。もう一度8月26日を送ることになった4人は、昨日同様、下田駅に集まり東京へと出かけていく………。
夏色キセキ

エピソード一覧

1
第1話 「11回目のナツヤスミ」
夏休み目前のある朝、テニス部の練習に向かう夏海はイライラを募らせていた。ペアを組んでいる紗季が一週間も部活に顔を出していないためだ。そもそも全国大会を目指すために朝練をしようと言い出したのは紗季なのに、なぜ練習に来ないのか。もう夏休みも目の前で、本格的に練習を始めたいところ。夏海は思い切って紗季に部活を休んでいる理由を聞く。すると紗季は部活をやめると言い出して…。突然の宣言にわけがわからない夏海は紗季と絶交することに―――。
2
第2話 「ココロかさねて」
夏休みが始まっても夏海と紗季は喧嘩を続けていた。窓から互いの姿を見てはイヤミを言い合ってしまい、本当は仲直りをしたいのにできないというもどかしさが2人を包む。なんとかして夏海と紗季を仲直りさせようと、優香と凛子は作戦を練る。しかしその作戦は優香たちの思いも寄らない方向に転がってしまい、2人は夏海と紗季から責められることに。
3
第3話 「下田ではトキドキ少女は空を飛ぶ」
夏休みだというのに、夏海の弟の大樹は家でゲームをしていた。いつもなら祐介という友達と外へ遊びに行くはずなのに、何かあったのかと尋ねる夏海。大樹が言うには、祐介が嘘をついたから喧嘩のような状態になっているのだという。その嘘は夏海たちにも関わることで、責任を感じる4人。大樹と祐介を仲直りさせようともくろむが、一方、祐介は紗季のことを尾行していて―――。
4
第4話 「ユカまっしぐら」
酒屋の息子の佐野貴史は、優香の幼なじみで憧れの先輩だ。ある日優香は花木屋旅館に酒を届けにきた貴史から紗季について尋ねられる。その様子を見て、優香は貴史が紗季に思いを寄せているのだと悟る。ちょっとした失恋に、紗季みたいになりたいと吐露する優香で…。また、紗季は紗季で、優香の優香らしさを知る機会があり―――。
5
第5話 「夏風邪とクジラ」
CDショップからの帰り道、突然の雨に降られ、凛子は風邪をひいてしまう。凛子を見舞いに来た優香だったが、今度は優香が風邪をひいてしまい、数日の間寝込むことに。先に回復した凛子を入れて夏海たちは優香なしで遊びに出かけるが、いまいち盛り上がらず、やはり4人は4人でいるのが一番楽しいのだと気づく。そんなとき、夏海らは4人が仲良くなったきっかけについて思い出す。それは、4年前。凛子が言った、ある言葉からだった。
6
第6話 「夏海のダブルス」
紗季とのペアでの最後の試合が決まり、夏海はテニスの練習に気合いが入っていた。一方で、母親が仕事で出張のため、夏海は弟の大樹と2人で留守番することになり、大樹の食事も夏海が用意することに。部活に家事にと大忙しの夏海は、宿題を一緒にしようという優香の呼びかけにも応じられない。そんな夏海が倒れてしまわないかと心配した、紗季、優香、凛子の3人は御石様のところに集まって、夏海のためにお祈りをする。
7
第7話 「雨にオネガイ」
太鼓祭りの当日。のど自慢大会に出場する4人はダンスの練習中。ミスばかりする優香に、ちゃんと練習してきたのかと怒る夏海。さらに、チェックだと言ってDVDを見始める優香に夏海はカンカン。しかも優香は、御石様にお願いして優勝させてもらおうと言い出して…。そんなズルをしても意味がない、と、ついに夏海の怒りは頂点に達し、2人は喧嘩状態に。これでは練習にならないと、夏海と紗季、優香と凛子の2手に別れ、4人は一旦解散することに。のど自慢大会には出られるのか…?
8
第8話 「ゆううつフォートリップス」
夏休みも半ばを過ぎたある日、引越しを控える紗季のところに夏海から「4人で旅行に行こう」と電話がかかってくる。
さっそく行き先を話し合う夏海たち。国内や海外など、思いつくところを挙げるが、なかなか話はまとまらない。そんな中、夏海が「紗季の引越し先を見てみたい」と言い出す。東京へ行くことに賛成する優香と凛子。盛り上がる3人を前に、一人、憂鬱そうな紗季で…
9
第9話 「旅のソラのさきのさき」
宿に着いた夏海たちは、沖山千晴という女の子に迎えられる。彼女は海岸で出会った子の双子の姉で、夏海らと同じ中学2年生。夏海らが下田から来たというと、千晴は紗季の家族について尋ねてきた。すでに千晴たちの近所では、紗季ら水越一家が引っ越してくることは有名になっていたのだった。戸惑いを隠せない紗季を見て、夏海は…。
10
第10話 「たいふうゆうれい、今日のオモイデ」
ある晴れた日。午後から台風が来るというニュースを聞いて、4年前にあった台風に関する出来事を思い出そうとする夏海たち。しかし、どこか記憶が曖昧で、4人の記憶がどうにも合わない。じゃぁ誰の記憶が正しいのか、「あの日のことを思い出させてください」と御石様にお願いをする。しかし、特に記憶が戻ってきた感じもなく夏海たちが不思議がっていると4人の目の前に現れたのは―――!
11
第11話 「当たって砕けろ! 東京シンデレラツアー」
アイドルのオーディションを受けに東京へ向かう夏海たち。早めに現地に着くも、会場入りをせず近くの広場で練習に励む。のど自慢大会のときとは打って変わってやる気満々の優香は本番直前にも関わらずターンの変更を提案する。今さら変えるのはどうかという3人だったが、優香の熱意やパフォーマンスの向上もあって同意することに……。そしていよいよ会場へ。そこにはたくさんのアイドル志望者が集まっていて…!
12
第12話 「終わらないナツヤスミ」
翌朝、夏海が目を覚ますと、そこは東京のホテルではなく下田の自分の部屋だった。 熱も下がっていて、いつの間に帰ってきたのだろうか? と夏海が外を見ると、紗季も不思議そうな顔をしている。 そこへ優香から電話が。「大変!! 今日が昨日になっちゃってて…!!」優香の言葉はにわかには信じられないものだった。もう一度8月26日を送ることになった4人は、昨日同様、下田駅に集まり東京へと出かけていく………。