マリア様がみてる
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マリア様がみてる

エピソード一覧
純粋培養の乙女達が集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には『姉妹(スール)』と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹になることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。 高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳は、憧れの「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」である二年生の祥子から、突然の姉妹(スール)宣言をされるが・・・?
祥子からのスールの申し出を断った祐巳。だが彼女は祥子の境遇を無視しておくことができず、学園祭の日まで芝居の稽古に出ることに。 ある日の放課後、音楽室でピアノを弾こうとする祐巳に、祥子が近づき連弾することになってしまう。さらに祐巳は白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)の紹介で、芝居の稽古場でのデビューを果たす。 平凡だった祐巳の学園生活は波乱に富んで・・・。
シンデレラ劇の王子様役で、花寺学院の生徒会長 柏木が登場。 学園内に響く祥子の悲鳴。祐巳と薔薇さま達が駆けつけると、そこでは柏木と祥子が口論していた。柏木が祥子の婚約者であることが判明するが、祥子はその場を飛び出して古い温室に 駆け込んでしまう。祐巳は祥子を追いかけて・・・。 祐巳と祥子、2人は姉妹(スール)になれるのか?
祥子の妹として山百合会の一員に迎えられる祐巳。 学園の新聞「リリアンかわら版」で令と由乃が「ベスト・スール賞」に選ばれたその矢先、当の彼女達が突然破局・・・由乃がロザリオを令に返してしまったから大変。令と由乃にならって次々と”破局”する姉妹(スール)が相次ぎ、「リリアンかわら版」がこの事件を『黄薔薇革命』と騒ぎ立て学園内は大騒ぎ!
祐巳は病院に入院した由乃を見舞い、由乃から令にロザリオを返した経緯を聞く。ショックを受けながらも学園で剣道の稽古に励んでいた令だが、由乃が入院したと聞くやいなや病院に駆けつけようとする。だが祐巳は由乃の真意を伝え、令を引き止めるのだった。 令の剣道の試合と由乃の手術を経て、彼女たちは関係を修復できるのか?
一月の末に次期生徒会役員の選挙があり、選挙の結果によってはつぼみであっても山百合会幹部=薔薇さまになれないシステムを知って驚く祐巳。「ロサ・カニーナ」と呼ばれる生徒が生徒会役員に立候補する噂を聞いた祐巳と由乃は、一年生ながら立候補しなければならない志摩子を想い、情報を仕入れることに。祐巳は図書館の植物図鑑で「ロサ・カニーナ」という薔薇を調べようとするが、そこにその花について知る上級生が近づいてきて・・・。
近づくバレンタインデー。祥子にチョコレートを渡そうと、落ち着かない祐巳。 一方で、新聞部の三奈子が薔薇の館を訪れ、山百合会幹部に新聞部のバレンタイン企画に参加してほしいと頼みこんでくる。 新聞部の新たな陰謀?が始まる予感・・・。
去年のバレンタインデーに祥子が誰からもチョコを受け取らなかったこと、そして最近ため息ばかりをつく祥子の様子に、うまく自分の思いを言えなくなった祐巳は、祥子の前で泣いてしまう。落ち込んだ祐巳を慰める聖。 そんな中、新聞部主催の『お宝探し大会』がはじまる。祥子がカードを隠した場所の見当もつかない祐巳だったがやがて・・・。
「十年後、私はリリアンに戻ってきた」 鵜沢美冬はリリアン幼稚舎の頃、周囲の人間と明らかに違う祥子に憧れていたが、親の転勤でリリアンから離れなければならなくなった。 十年後、美冬はリリアンに転入し、同級生となった祥子に声をかけたが、彼女は美冬のことを忘れていた。かつては素直に渡せたチョコレートを手に、美冬はもう1度祥子に近づく。すると、祥子が温室に「紅いカード」を隠しているところを偶然にも見てしまう。
コスモス文庫「いばらの森」。「セイ」と「カホリ」、二人の少女の悲劇を描くこの作品の作者が白薔薇さまともっぱらの噂が立っていた。それはタブーとなっている白薔薇さまの過去と関係があるのか? 白薔薇さまは生活指導室で「いばらの森」の作者ではないことを表明するが、新聞部は追及の手を弱めない。 祐巳と由乃は真相の解明のためコスモス文庫の発売元である宮廷社に乗り込むことに・・・。 そのころ、当の白薔薇さまは、お御堂で祈りを捧げていた彼女のことを思い出していた・・・・。
『十六の冬。私は身を切られるほどの、つらい別れを経験した』 白薔薇さまこと「佐藤聖」が2年生のころ、彼女の前に「久保栞」という少女が現れた。聖はその一年生に一目ぼれをする。 聖と栞、二人で過ごす時間が長くなり、聖は薔薇の館での公務がおろそかになってしまう。 蓉子(現紅薔薇さま)は、そんな聖に「栞の将来」を明かして・・・。
『それはバレンタインのハプニングに乗じてつい口が滑っただけのことだから・・・』  日曜日に祥子とのデートの約束をとりつけた祐巳。だがデートコースが当日まで決まらない。由乃、志摩子には相談したのだが彼女たちもそれぞれ悩みを抱えていて相談どころではなかったのだ。 待ち合わせ場所で祐巳は祥子を待つが、そこにシャッターチャンスを狙う蔦子が現れて・・・。
祐巳は祥子とジーンズショップへ。祥子が自分と同じジーンズを履きたかったことを知り、祐巳は思わず頬を紅く染める。 そのころ、志摩子はロサ・カニーナこと蟹名静とのデート(バレンタインのイベントで志摩子との半日デート券を静が手に入れた)をしていたが、静は場所をリリアン女学園にしようと提案し・・・。 祐巳と祥子は、令と田沼ちさととのデート現場を目撃して落ち込んでいた由乃と偶然出会い、合流する。祥子は由乃を慰めるように3人で喫茶店へ向かうが、店内には・・・。
私立リリアン女学園には清く正しい学園生活を受け継いでいくため、“姉妹(スール)”と呼ばれる姉妹制度が存在している。 そんな学園での憧れの的は山百合会と呼ばれる生徒会を運営する薔薇さま達。 ある日、主人公祐巳は山百合会のお姉さまと姉妹関係である“紅薔薇のつぼみ”こと祥子から突然の姉妹宣言をされ・・。
©今野緒雪/集英社・山百合会

キャスト・スタッフ

キャスト


福沢祐巳:植田佳奈
小笠原祥子:伊藤美紀
水野蓉子:篠原恵美
島津由乃:池澤春菜
支倉 令:伊藤 静
鳥居江利子:生天目仁美
藤堂志摩子:能登麻美子
佐藤 聖:豊口めぐみ
武嶋蔦子:佐藤利奈
築山三奈子:甲斐田裕子
ほか

スタッフ


原作:「マリア様がみてる」今野緒雪(集英社コバルト文庫)
脚本監修:今野緒雪
キャラクター原案:ひびき玲音
監督:ユキヒロマツシタ
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:松島 晃
音響監督:岩浪美和
アニメーション制作:スタジオディーン
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