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#22 変わりなく

視聴終了日:2025/06/30 23:59
東東京大会決勝戦。健丈高校と戦う明青学園のピッチャーは夏野。投馬はレフトを守っていた。実の父親である英介を失いどこか上の空の投馬。この試合で投げさせないと判断したのは誰よりも投馬のことを分かっている走一郎だった。「投げさせてほしい」「同情して手加減してくれるかもしれない」と自虐的に頼む投馬だったが…
MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~

エピソード一覧

1
#1 よろしく頼むわ
東東京大会・準決勝、明青学園の投馬と東秀高校の三田による熱い投手戦。試合は投馬の暴投がきっかけとなり、東秀高校が決勝に駒を進めたのだった。それでも大健闘を見せた明青学園の野球部は注目の的だ。野球部に入るだけで人気者になれると勘違いしている多くの生徒が入部届を提出しており、マネージャーの春夏は…
2
#2 おれに構うな
傷を増やして登校してくる錦に声をかける投馬だが、「俺に構うな」と突き放されてしまう。錦の顔は傷だらけだが、手には殴り返した痕はない。違和感を覚えた投馬は、今川に「あの傷はケンカなのか?」という疑問を伝える。思い返してみれば錦が監督を殴って退部した中等部での状況も投馬がやってしまう可能性があったのだ。
3
#3 何月だと思ってんだ!?
明青学園中等部で音美たちの卒業式が行われた3月。駒に「音美も女子高校生になって学園ラブコメ解禁」と言われ何だかソワソワした様子の投馬だったが、結局はいつも通りの立花家。その頃の赤井家では甲子園で活躍する兄・智仁の姿を両親は喜んでいた。しかし遼は「応援に行かない」の一点張りで何か思うところがある様子。
4
#4 あいつをくどけ
新年度を迎えた明青学園野球部。新戦力と言えば夏野くらいで、元々のメンバーたちも安定しているわけではない。一方、音美は亜里沙に身に覚えのない言いがかりをつけられていた。遼がサッカー部に入ったと思っていた亜里沙は、マネージャーとして入部届を出していた。しかし遼の姿はなく、亜里沙は影響力のある音美に…
5
#5 何だ?不審者
明青学園の近くで不審者が目撃されるようになる。そんな中でも学校生活は普段通りだ。新年度のクラス替えも済み、投馬は駒に誕生日アピールをされる。次の日、サプライズパーティーの準備をしている野球部員たちを見つけた駒は浮足立つが、それは春夏のパーティーだった。駒の誕生日を忘れていた投馬は…
6
#6 夢じゃない
夏の甲子園以来となる明青学園対海旺西高校の練習試合。去年、投馬を温存していたことが不満だった海旺西高校の監督は、正々堂々駆け引きなしの真剣勝負を求める。明青学園はエースの投馬が投げ続けてリードしている一方、海旺西高校野球部員たちは監督のプレッシャーもあってか力んで上手くプレイができないようだ。
7
#7 ただの練習試合だろ?
明青学園に因縁のある健丈高校から練習試合の申し込みが来る。健丈高校は、のびしろのある明青学園に得体のしれない不気味さを感じているようだ。わざわざ手の内を明かすこともないと断ることにした大山監督。ところがまんまと健丈高校の作戦にハマり、試合の日程が決まってしまう。周囲がざわつく中で迎えた練習試合当日…
8
#8 あれがエースだよ
明青学園と健丈高校の練習試合が始まった。その一方偶然ひったくり犯の身柄を確保した投馬と駒は、警察に協力した後グラウンドに送ってもらっていた。そこで目にしたのは無失点で粘る夏野の姿。4回表、そろそろ夏野の運も尽きかけているというところで投馬がマウンドに上がる。今や全国区となった健丈高校の打線だったが…
9
#9 勝負!
練習試合が終了し、立花家に帰って来た走一郎と音美。走一郎が投馬の球種とコースを健丈高校の打者に聞こえるようにしていた理由について、二人は少々揉めていた。そんな家の中では大山監督と英介の明青野球部OB会も行われていた。盛り上がって校歌を歌いだす二人。庭でそれを聴いていた記憶喪失の男は…
10
#10 なめるなよ!
明青学園野球部で始まったラーメンをかけた紅白戦! 紅組・春夏チームと白組・大山監督チームがクジで決まったチームに分かれ試合を開始する。まず白組の投馬が投げることになるが、キャッチャーの野々村が全力の球を捕ることができず、思うようなピッチングができない。一方、紅組のピッチャー・夏野は調子がよさそうだ。
11
#11 見なかったことにしようか
パンチの散歩をしていた投馬と音美は小説家の月影渚先生こと春夏の母・大山みどりと担当編集に呼び止められる。月影は立花家をモデルにして連載している高校野球物の展開に煮詰まっていて、二人に話を聞きたいらしい。担当編集の運転する車に乗り込んで外を見ていた投馬と音美は、春夏が誰かをビンタしている場面に遭遇し…
12
#12 呼んだんですよ
昼食をとっていた投馬は、4月に明青学園へ転勤してきた千本木に「きみの父親のことで話がある」と声をかけられる。千本木が語ったのは走一郎と音美の実父・澤井圭一についてだった。走一郎を呼びに行き、改めて語られたのは過去――東東京大会準々決勝でのできごと。千本木が澤井の選手生命を奪ってしまった試合について…
13
#13 この季節には
今年も、全国高等学校野球選手権・東東京大会が開幕!シード校の明青学園は、初戦の相手となるチームの偵察をしていた。大山監督と春夏が向かった試合の内容は「どっちもどっち」といった印象。一方、投馬と走一郎が向かった野上高校VS白尾高校の試合では、7回終わりで5点差と実力的には野上高校の方が上のようだ。
14
#14 PART2
明青学園の次の相手は、ヤンチャな生徒の集まった飛竜北高等学校だ。数年前まではベスト8に入る常連校だったが、あるキッカケでまったく勝てなくなった。飛竜北監督が責任を取るということで元通りとなった野球部は、マナーはともかく創部以来最強のチームとなっていた。
15
#15 えいしん?
明青学園の次の対戦相手は栄新高校。27年前の東東京大会準々決勝、走一郎と音美の実父・澤井圭一の選手生命が絶たれた試合の対戦相手だった。当事者として心に傷を負ったままの千本木は、当時のキャプテンでキャッチャーだった大山監督に「やりにくくないか?」と声をかける。公式戦での対戦は、その時以来。
16
#16 全力プレーだ!
27年の時を経て始まった明青学園VS栄新高校の試合。中々得点できない明青野球部員達に、動揺が広がっていた。その原因は大山監督の不安定な采配。今朝、27年前の試合中に起きた事故の夢を見てしまったことで気持ちがブレ、攻めの指示ができなくなっていたのだ。自身を奮い立たせ全力プレーの指示を出す大山監督。
17
#17 特別だよな
全国高等学校野球選手権・東東京大会のベスト8が決定した。すべてシード校という中で、世間が特に注目しているのは明青学園と元・須見工業高校である健丈高校の対戦。30数年前の夏を体験した大人たちにとって2校の試合は伝説なのだ。その注目のせいか、実力はあるものの過小評価を受けている勢南高校。そんな中…
18
#18 あれは・・・・誰だ?
全国高等学校野球選手権・東東京大会、準決勝に進んだ明青学園の対戦相手は勢南高校だ。ピッチャーの西村を攻略するため、フォームや球質の似ている夏野を練習台にすることにしたが、明青学園野球部員たちはまったく球を打つことができなくて……!?超満員の明治神宮球場で、ついに始まった準決勝!
19
#19 いい顔してますね
全国高等学校野球選手権・東東京大会、勢南高校VS明青学園の準決勝が始まった。調子の良さそうな投馬のピッチング。本人は「いつも通りだ」というが、試合に向けて投馬を研究していた西村監督と球を受け続けてきた走一郎は、突然の変化を感じ困惑していた。一方の西村も150km超えのストレートで…
20
#20 ベストゲームだよ
東東京大会準決勝第2試合は西村と投馬の激しい投手戦が行われ、打たれても守備がしっかりとカバー。7回表まで両者無失点となっていた。投馬のパーフェクトゲームが見えてきたことに沸き立つ球場。そんな中でも投馬と走一郎は、冷静に目の前のバッターだけを見ていた。続く7回裏。西村の高速スライダーをかろうじて…
21
#21 あとひとつ
東東京大会準決勝第2試合、勢南高校VS明青学園。激しい投手戦の結果は、明青学園の勝利で幕を閉じた。明後日の決勝戦、明青学園が戦うのは元須見工業高校の健丈高校だ。30数年前、多くの野球ファンに鮮烈な記憶を残した決勝戦が再びやってくる。特にこの戦いを心待ちにしており…
22
#22 変わりなく
東東京大会決勝戦。健丈高校と戦う明青学園のピッチャーは夏野。投馬はレフトを守っていた。実の父親である英介を失いどこか上の空の投馬。この試合で投げさせないと判断したのは誰よりも投馬のことを分かっている走一郎だった。「投げさせてほしい」「同情して手加減してくれるかもしれない」と自虐的に頼む投馬だったが…
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#23 やだよ
大山家では「泊りで温泉旅行に行く」と言い出した月影先生の話題になっていた。父・英介を失った立花家へ行き真弓と話をしており、月影先生なりの気遣いだということだ。そして迎えた土曜日。真弓を送り出した音美は、夕食の準備を始めた。投馬が帰宅し、大山監督とミーティングをしている走一郎が戻ってきてから…
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#24 頼んだぞ
真弓は月影先生と温泉旅行、走一郎は大山家で食事。それぞれ予定ができたため、投馬と音美は二人で過ごすことになった。英介について、走一郎について、そして初めて会った時の話……二人がコーヒーを飲みながら過去を振り返っていると、庭に何者かが侵入してきて!?三年生の抜けた新体制で秋季大会に挑む明青野球部。